相場でお神輿祭り
こんにちは、やなぎさわです。
必ずタメになる話をひとつ。
ドル円は上昇トレンドの最中ですが、相場において時々お神輿祭りが開催されることを知っていますか??
にぎやかなお神輿祭りを想像してみてください。ある通りに、お神輿が登場しました。そこには見るからに屈強な男たちがお神輿を担いで進んでいます。
祭囃子もなり始め、その音とその豪華なお神輿を見て周りの人が集まってきました。歓声も上がってきており、飛び入りでお神輿かつぎに参加する人も出てきました。
始めは興味なさそうに白けた顔をしていた人も、その盛り上がりに心惹かれ、ついついお神輿の方へ歩き出しています。
そうして、盛り上がりは最高潮に達し、誰もが我先にとお神輿に向かっていきます。歌い踊り、大きな音を出しながらたくさんの人がお神輿を担いでいるのでお神輿はどんどん前に進んでいきます。
お神輿が通り過ぎてしまい、参加できなかった人たちはとても残念そうな顔をしています。
参加している人はだれもが楽しそうです。
しかし、そんな中、初めに担いでいた屈強な男たちは担ぐのをやめて立ち去り始めました。
しかし、お神輿は依然として多くの人が担いでおり、多少遅くはなったものの前に進んでいきます。
進むのが遅くなったお神輿はより多くの人が参加していきます。女性や子供、お年寄りもみんな参加しやすくなりました。
彼らはお神輿に触っているだけですが、自分たちがお神輿を進めているかのように錯覚しているようです。
さらにお神輿が遅くなり、初めに担いでいた人たちは帰ってしまいました。
とうとうお神輿は止まってしまいました。
いまや担いでいるのは女性や子供、お年寄りばかりで苦しそうです。
ついにお神輿は落下してしまいます。
音楽は鳴りやみ、人々の悲鳴に変わりました。
多くの人が重いお神輿の下敷きになり、大けがを負っています。
お神輿を持ち上げる人がいなくなったころ、どこからか満足そうな笑みを浮かべる人たちがやってきました。
「いいものが見れた。」と言っているようです。
彼らはまたお神輿を担いでどこかに行ってしまいました。また、遠くの方で大きな歓声があがっているようです。
そう、彼らは初めにお神輿を担いでいた屈強な男たちです。
この流れが続いていきます。
この話の表す意味が伝わりましたか?
屈強な男たちとは私が以前勤めていた…ヘッジファンドや有力な投資家、機関を指しています。
彼らはトレンドを作りだし(トレード開始)、盛り上がったところで撤退(決済)しています。
途中から参加した女性や子供、お年寄りとは多くの個人投資家です。大けが(大損)してしまいました。
このトレンドに関する考えを理解することで、なぜ個人投資家は損してしまうのか、成功するにはどうすべきか、理解が深まると思います
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それでは、皆様に利益がありますことを。